脂質異常症(高脂血症)・肥満

いつき会ハートクリニック

脂質異常症(高脂血症)と肥満も、体調に大きな悪影響を及ぼします。生活からの意識改善に努め、症状の緩和と健康維持を始めていきましょう。

生活習慣病はなぜ危険なのか

高血圧症、糖尿病は、生活習慣病のなかでもよく見られる疾患です。

脂質異常症

1.脂質異常症:

心筋梗塞、心筋症、心不全、狭心症、不整脈、心臓弁膜症、先天性心疾患など
心臓の筋肉に血液を届ける「冠動脈」に異変が起きたり、心筋が弱まったり肥大したりすることで、これらの症状が起こります。

放置していると心筋梗塞の原因となり、最悪の場合は命の危険にかかわることもありますので、少しでも息苦しさや呼吸の問題を感じたら早い対応を心がけましょう。

肥満

2.肥満:

ここでの肥満は体脂肪率が男性で20%、女性で25%を超えている状態を指します。体重のうち脂肪分が規定値を超えた段階で肥満となり、しかるべき対応が必要になります。最近では腹囲の増加も含めて「メタボリックシンドローム」とも言われ、一般社会でも注目を集めるようになりました。

最近では現代人の肥満が深刻視されるように

3.最近では現代人の肥満が深刻視されるように:

糖尿病や高血圧症、脂質異常症の原因あるいは結果として考えられるものの一つが肥満です。

食生活の変化やストレス社会などの影響から、私たちは以前よりも多く食べるようになり、また食べるものも変わってきています。塩分や脂分が多いもの、簡単に用意できるコンビニ弁当やインスタント食品などを食べる方が増えてきました。このような食生活が続くとカロリーも糖分も脂肪分も塩分もとりすぎになり、体重が増えやすくなってもおかしくありません。

そのため、肥満をはじめとする生活習慣病に対応するには、食生活の見直しが必須ポイントになります。

このような症状がありましたら、ぜひご相談ください

このような症状がありましたら、ぜひご相談ください

  • 「健康診断で脂質異常症について言われた」
  • 「最近、体重が増えた」
  • 「ストレスのせいか、塩分や脂分が多いものを食べてしまうときが多い」
  • 「以前と比べてお腹まわりが大きくなってしまった」

肥満は見た目で確認できるものの、脂質異常症は自覚症状がわかりにくいと言われています。しかし気づかないままでいると動脈硬化につながり、最悪の場合には命の危険にまで達するケースもあります。健康診断などで指摘を受けたら病院を受診し、生活習慣の見直しを始めていきましょう。

脂質異常症・肥満の原因

脂質異常症も肥満も、主に食生活をはじめとする生活習慣からきているケースが多いです。

脂質異常症

1.脂質異常症:

生活習慣からくる場合、不規則な食生活、運動不足、肥満、喫煙、アルコールの摂取などが考えられます。同時にストレスも深くかかわってくるため、症状改善のためにもストレス対策は必須です。

それ以外には、遺伝的な要因が考えられるケースもあります。悪玉コレステロール値が高い家族がいる場合も、遺伝によって脂質異常症が引き起こされるリスクが高まります

肥満

2.肥満:

食べ過ぎと運動不足がもっとも多い原因です。特に現代人の食生活の乱れと運動不足は著しく、肥満だけでなくほかの生活習慣病の原因にもなっています。

最近では健康志向が話題になり、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでも太りにくい食材が売られるようになってきましたが、それを受けてかえって極端なダイエットを始めてしまう方も多いのが実情です。無理なダイエットは反動で過食を誘発し、さらに体重が増える原因にもなるため、できる範囲での正しいダイエットを続けることが大事です。

当院の治療法

ほかの生活習慣病と同じく、脂質異常症と肥満には生活習慣の改善がポイントとなります。

脂質異常症は食事療法と運動療法が基本

1.脂質異常症は食事療法と運動療法が基本:

脂質異常症に対しては、悪玉コレステロールのコントロールがポイントです。コレステロール自体は体にとって必要な成分であるため、あくまでも適度に調整することが課題となります。
そのためには食事療法で脂肪分のとりすぎを防ぎで悪玉コレステロールを減らしていきます。中性脂肪が高い場合は、運動療法も合わせてることによって改善しますが、これらの方法で症状改善が期待できない場合、薬物療法が必要です。

食事の見直しと運動で肥満を解消

2.食事の見直しと運動で肥満を解消:

肥満を解消するためにはダイエットが必要です。これに対して極端なダイエットは逆効果になるため、患者さま一人ひとりにとって無理のない計画を立てていきます。
食生活を改善し、適度に運動する習慣をつけましょう。

menu

Tel03-3602-1810(予約優先)

TOP