男性のお悩みとして多いものが、ED(勃起不全)。一人で悩まずに対応を考え、男性の悩みを解決していきましょう。
EDついて
「男性機能に問題が出てきた」「まだそれほど年を重ねていないのに、性行為に自信を持てなくなっている」「誰にも相談できず、一人で悩むばかり」など、EDのお悩みは根深いものです。
EDとは勃起不全のことで、性欲に反して男性機能が適切に働かない状態を意味します。場合によっては性欲さえ起らないことさえあります。そのせいで性行為に自信が持てず、さらにお悩みを深刻なものにしてしまう男性も少なくないほどです。
ED治療を気軽に受けられる時代に
性行為の対象となる女性はもちろん、男性にさえ打ち明けるのに気が引けるEDは、今では気軽に病院で治療を受けられる時代になりました。治療技術も進み、患者さまの選択肢も増えつつあります。
男性機能に問題が生じるのは体質的な原因もありますが、生活習慣病による動脈硬化やストレスによって影響を受けるケースも多いです。したがって、EDは何ら恥ずかしいものではありません。男性としての自信を取り戻すためにも治療を受け、適切な対応を考えることが大切です。
このような症状がありましたら、ぜひご相談ください
- 「最近、性行為に自信がなくなってきた」
- 「性欲があるのに勃起がうまく続かない」
- 「性行為していると途中で勃起が終わってしまう」
- 「パートナーに見透かされていると思うと心配になり、性行為ができない」
- 「性的な刺激を受けても反応できない」
- 「心臓病の治療後なので、ED治療薬は使用したいが再発が怖い」
男性機能に自信を失うと、相談も対応も億劫になるもの。このような症状やお悩みがありましたら、ぜひ一度当院にご相談ください。
EDの原因
これまではEDの原因は加齢によるものだと考えられてきましたが、現在となってはそれだけが原因でないと言われるようになりました。確かに加齢は男性機能の衰えにつながる可能性が高いですが、体質や生活習慣がEDの原因となることはありえます。
1.体質的な問題:
神経に何らかの障害を持つことにより、EDが引き起こされるケースがあります。
通常、勃起には神経の働きが必要です。中枢神経と脊髄神経、体全体にある末梢神経が正常に機能してこそ十分に勃起ができるものの、このなかの一つにでも問題が起こると難しくなります。脳からの信号が男性器にまで伝わらなくなるためです。
2.ストレス:
精神的なストレスがEDに関係するケースも少なくありません。仕事や人間関係でストレスを抱えている、経済的に苦しい思いをしているなどのストレスは、男性器のみならず心身ともに大きなダメージを与えるものです。生活習慣の乱れも関係してきます。
それに加えてパートナーとの性行為がうまくいかず、相手から不平を言われ、さらなる精神的なストレスを抱えることもあります。このような流れが重なり、EDの深刻度が深まるケースも見られます。
体質的な問題やストレス以外にも、生活習慣病による動脈硬化による血流障害や脳出血や脳腫瘍、脳外傷など脳の疾患、パーキンソン病、アルツハイマー病なども、EDの原因となりうると考えられるようになりました。また、がん治療の後にEDを発症することもあります。体質や手術によるEDに関しては、それに応じた治療が必要です。
当院の治療法
現在、EDのお悩みは内科的治療の改善が期待できるようになりました。当院でもお力になりますので、心当たりがある方はぜひご相談ください。
ED治療の流れ
EDの治療を受けるには、いくつかの注意事項があります。
1.受付:
事前に電話連絡を入れてもらってもよいですが、ご来院していただきます。受付に伝えられない場合は、「医師と直接話したい」とお伝えください。その後はオンライン診療での処方を希望されるのであれば対応いたします。
2.問診・検査:
EDに関してお伺いします。程度や頻度、いつから始まったのかなど、お話しください。また、現在飲んでいる薬についてもお聞きします。
問診後に血圧や心電図、脈拍などの検査をおこない、ED治療薬を服用できるかを確かめます。
2.治療開始:
ED治療薬を処方し、実際の治療を開始します。薬によって注意点がありますので、必ず守ったうえで服用してください。服用中に体調が悪くなることがありましたら、早めにご相談ください。
ED治療の注意点
排尿障害がある場合、血圧の薬を飲んでいる場合は、ED治療を慎重にする必要があります。また、治療には保険が適用されず自費治療となりますので、ご確認のうえでのご来院をお願いいたします。